【要注意】+(プラス)から始まる電話番号は詐欺?国際電話の対処法は?

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「+」から始まる見慣れない電話番号からの着信に、ドキッとした経験はありませんか?

 

「どこからの電話?」「もしかして詐欺?」と不安になりますよね!

 

この記事では、そんな「+」から始まる電話番号の正体から、危険なケースの見分け方

 

さらに、万が一電話に出てしまった場合の対処法、そして具体的な着信拒否方法まで、皆さんの疑問や不安を解消できるよう調べてみました!

 

安心してスマートフォンを使うために、ぜひ最後までご覧ください!

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「+(プラス)」から始まる電話番号ってどこから?

まず、「+」から始まる電話番号は、国際電話であることを示しています。

通常、日本から海外へ電話をかける際には、国際電話会社の識別番号(例:001や0033など)に続けて、相手の国番号、そして現地の電話番号をダイヤルします

 

この冒頭の「+」は、「国際電話ですよ」という共通のサインのようなもので、電話機が自動的に適切な国際電話識別番号に置き換えて発信してくれる便利な記号なんです!

 

例えば、
+1:アメリカ、カナダなど
+44:イギリス
+81:日本はこれです!
+86:中国
+82:韓国
といった具合に、「+」の次に続く数字が国番号を表しています。

 

つまり、「+」から始まる電話は海外からかかってきている、ということですね!

「+」から始まる電話番号は詐欺?

「じゃあ、海外からの電話なら全部危険なの?」と思うかもしれませんが、必ずしも全ての「+」から始まる電話が詐欺とは限りません。

 

海外に住んでいるご友人やご家族、あるいは海外の企業やサービスからの正規の連絡である可能性ももちろんあります。

 

例えば、海外旅行中に利用したホテルや、海外のオンラインサービスからの確認電話などが考えられます。

 

しかし、残念ながら「+」から始まる国際電話番号が悪用され、詐欺や悪質なセールスに利用されるケースが多いのも事実です。

 

特に、以下のような理由から注意が必要です!

・発信元を特定しにくい
海外からの発信は、国内からの発信に比べて追跡が難しい場合があります。

・巧妙な手口
大手企業や公的機関を装ったり、不安を煽るような内容で冷静な判断を奪おうとしたりします。

・国際ワン切り詐欺
後述しますが、折り返し電話をさせることで高額な通話料を発生させる手口もあります。

 

そのため、「+」から始まる電話番号には、国内の知らない番号からの電話以上に慎重な対応が求められるのです!

危険な「+」から始まる電話番号は何がある?

では、具体的にどのような「+」から始まる電話番号が危険なのでしょうか。

【特に注意すべき国番号の例】

全ての国番号が危険というわけではありませんが、過去の事例から詐欺や迷惑電話に利用されやすいとされる国番号がいくつか報告されています。

《覚えのないマイナーな国からの着信》

アフリカや南米、カリブ海諸国など、普段馴染みのない国からの突然の着信は注意が必要です。

例:ガイアナ (+592)、シエラレオネ (+232)、アセンション島 (+247) など
※これらはあくまで過去の事例であり、常に変動します。

「国際ワン切り詐欺」で過去に悪用された番号

短い呼び出し音で切り、着信履歴を残して折り返しを誘う手口です。

 

《なぜ特定の国番号が狙われるの?》

詐欺グループが、規制の緩い国や通信インフラを悪用しやすい国の電話回線を利用することがあるためです。

 

また、国際的に通話料が高額に設定されている回線を利用して、折り返し電話による収益を狙うケースもあります。

詐欺の典型的な手口をざっくりまとめてみました

「+」から始まる電話番号を使った詐欺には、様々な手口があります。

1・国際ワン切り詐欺(コールバック詐欺)
数コール鳴らしてすぐに切り、着信履歴を残します。不安に思った受信者が折り返すと、高額な国際通話料が発生したり、自動音声で別のサービスに誘導されたりします。

 

2・自動音声ガイダンス詐欺
「料金が未納です」「法的措置に移行します」「アカウントがロックされました」など、自動音声で不安を煽るメッセージが流れます。
指示に従って番号を入力させたり、特定の番号へかけ直させようとしたりします。NTTや大手企業、公的機関が、いきなり国際電話でこのような自動音声連絡をすることは通常ありません。

3・サポート詐欺

「あなたのコンピュータがウイルスに感染しています」「セキュリティ警告」などと称し、偽のサポート窓口に電話させようとします。

電話口で遠隔操作ソフトのインストールを指示されたり、個人情報やクレジットカード情報を聞き出されたりします。
画面に表示された警告や電話番号を鵜呑みにしないでください。

4・儲け話・投資詐欺

「簡単な作業で高収入」「未公開株の案内」など、うまい話を持ちかけてきます。
実際には存在しない投資話であったり、最初に少額を振り込ませて騙し取ったりする手口です。

見分けるポイント

・心当たりのない国番号・電話番号からの着信
海外に知人がいない、海外のサービスを利用した覚えがない場合は、まず疑ってかかりましょう。

 

・非通知や表示圏外からの国際電話
発信者情報を隠している時点で怪しいです。

 

・片言の日本語や不自然な敬語のSMS/留守電
国際電話と合わせて、不審なSMSが送られてくることもあります。内容が不自然な場合は詐欺の可能性が高いです

 

・執拗に個人情報を聞き出そうとする
氏名、住所、生年月日、クレジットカード番号、銀行口座情報、パスワードなどを電話口で聞かれたら、ほぼ詐欺です。絶対に教えてはいけません。

 

・すぐに結論を急がせる、脅迫的な言動
「今日中に支払わないと法的措置」「今すぐ対応しないと大変なことになる」など、冷静な判断をさせないように仕向けてきます。

「+」から始まる電話番号に出てしまったら

万が一、うっかり「+」から始まる不審な電話に出てしまった場合でも、慌てる必要はありません。落ち着いて以下の対処をしましょう。

①無言で、またはすぐに電話を切る
相手が話し始めたとしても、内容を聞かずにすぐに電話を切りましょう。
「もしもし」と応答してしまった場合でも、相手が怪しいと感じたらすぐに切って大丈夫です。長く話すほど、相手に情報収集の時間を与えてしまいます。

② 個人情報は絶対に伝えない
名前、住所、年齢、家族構成、勤務先、クレジットカード番号、銀行口座情報、マイナンバーなど、いかなる個人情報も伝えてはいけません。
「本人確認のため」などと言われても、応じないでください。

③相手の指示に絶対に従わない
「〇〇の番号を押してください」「このURLをクリックしてください」「アプリをインストールしてください」「ATMで手続きをしてください」といった指示には、絶対に従ってはいけません。これらは、情報を盗み取ったり、不正な送金をさせたりするための罠です。

④不安な場合は相談窓口へ連絡する
もし電話の内容に心当たりがあったり、判断に迷ったり、脅迫的な内容で不安を感じたりした場合は、一人で抱え込まずに以下の窓口に相談しましょう。

消費者ホットライン:「188(いやや!)」
警察相談専用電話:「#9110」
最寄りの警察署

+から始まる電話番号に話してしまった情報は?

もし名前や簡単な情報を伝えてしまったとしても、それだけで直ちに大きな被害に繋がるケースは稀です。

しかし、不安な場合は上記の相談窓口に連絡し、指示を仰ぎましょう。

 

クレジットカード番号や暗証番号などを伝えてしまった場合は、すぐにカード会社に連絡して利用停止の手続きを取ってください。

怪しい電話番号を着信拒否する方法

iPhoneでの着信拒否方法

しつこくかかってくる不審な国際電話は、着信拒否設定でシャットアウトしましょう。iPhoneでの設定方法をご紹介します。

①「電話」アプリを開きます。
②画面下部の「履歴」をタップします。
③着信拒否したい電話番号の右側にある「i」マーク(インフォメーションマーク)をタップします。
④画面を一番下までスクロールし、「この発信者を着信拒否」をタップします。
⑤確認画面が表示されるので、「連絡先を着信拒否」をタップします。

これで、指定した番号からの着信はされなくなります。

着信音も鳴らず、通知も表示されません(留守番電話サービスにメッセージが残る場合はあります)。

Androidでの着信拒否方法

Androidスマートフォンの場合、機種やOSのバージョンによって操作方法が若干異なる場合がありますが、一般的な手順をご紹介します。

①「電話」アプリ(または通話アプリ)を開きます。
②「通話履歴」や「履歴」タブを開きます。
③着信拒否したい電話番号を長押しするか、番号の横にあるメニューアイコン(︙など)をタップします。
④表示されたメニューから「ブロック」、「番号をブロック」、「着信拒否」、「迷惑電話として報告」などを選択します。
⑤確認画面が表示されたら、「ブロック」や「OK」などをタップします。

多くのAndroidスマートフォンには、迷惑電話の疑いがある番号を自動でブロックする機能や、ユーザーから報告された迷惑電話番号を共有する機能が搭載されている場合もあります。

設定アプリ内の通話設定などを確認してみましょう。

「+」から始まる電話番号はお金がかかる?

「+」から始まる電話に出たり、かかってきたりするだけでお金がかかるのか、気になりますよね。

着信側(電話を受ける側)にかかる料金

*日本国内で受ける場合:基本的には無料
あなたが日本国内にいて、日本の携帯電話会社のSIMカードを使用している場合、海外からの電話を着信しても通話料はかからないのが一般的です。

これは国内の電話と同じ扱いです。

ただし、特別な契約プランやサービスを利用している場合は、念のため契約内容を確認しておくと安心です。

*海外滞在中に受ける場合:国際ローミング料金がかかる
もしあなたが海外に滞在中で、日本の携帯電話を国際ローミングサービスで利用している場合は、着信時にも通話料(国際ローミング料金)が発生します。これは「+」から始まる電話に限らず、日本からの電話でも同様です。

*発信側(折り返し電話をかける側)にかかる料金
こちらから折り返すと高額な通話料が発生する可能性大!
これが「国際ワン切り詐欺」の主な狙いです。相手の国や、相手が利用している電話回線の種類(特に衛星電話など)によっては、非常に高額な国際通話料が請求されることがあります。

中には数秒話しただけで、数百円~数千円の料金が発生するケースも報告されているみたいです!
心当たりのない「+」から始まる番号には、絶対に折り返さないようにしましょう。

*SMS(ショートメッセージサービス)の場合もあります
受信は基本的には無料です

国際SMSを受信する場合、料金はかからないことがほとんどです。
返信は料金がかかります!(返信しないと思いますがw)

海外の番号宛にSMSを返信すると、国内SMSとは異なる送信料がかかります。こちらも安易な返信は避けましょう。

【注意】「無料通話アプリ」経由の電話は?

まずは「出ない」

LINEやSkype、WhatsAppなどの無料通話アプリを利用した通話は、データ通信(パケット通信)を利用するため、上記の国際電話の仕組みとは異なります。

Wi-Fi環境下であれば基本的に無料ですが、モバイルデータ通信を利用する場合は、契約しているデータプランの容量を消費します。

 

詐欺師がこれらのアプリの通話機能を悪用するケースも考えられるため、知らないアカウントからの着信には同様に注意が必要です。

ネット上の反応や体験談

実際に「+」から始まる電話番号に関して、ネット上では様々な声が見られます。

X(旧Twitter)などのSNSでは…

・「+1から始まる電話、一瞬出てすぐ切ったけど大丈夫かな…」
・「また+44(イギリス)からワン切り。即ブロック!」
・「留守電にカタコトの日本語で『重要なお知らせです』って入ってた。怪しすぎる。」
・「『荷物のお届けにあがりましたが不在でした。こちらの番号までご連絡ください』って国際電話からSMSが来た。宅配業者を装ってる!」
・「うちの親が『マイクロソフトのサポートです』って国際電話で言われて、危うくPC遠隔操作されるところだった…。」

 

知恵袋などのQ&Aサイトでは…
「+〇〇という国から頻繁にワン切りがあるのですが、これは何かの詐欺ですか?」
「知らない国際電話に出てしまったのですが、料金は発生しますか?」
「国際電話の着信拒否設定について教えてください。」

 

やはり、多くの方が不審な国際電話に困惑したり、不安を感じたりしている様子がうかがえます。そして、「出ない」「折り返さない」「ブロックする」といった対策を取っている方が多いようです。

「+」から始まる電話番号の対応まとめ

最後に、「+」から始まる電話番号への対応について、大切なポイントをまとめます。

見知らぬ「+」の番号からの着信は、不用意に出たり折り返したりせず、まずは落ち着いて発信元を確認しようとすることが大切です!

心当たりのない場合は、ほぼ間違いなく無視して問題ありません!

便利なスマートフォンの機能を活用し、不審な電話やSMSによる被害を未然に防ぎましょう!

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